So-net無料ブログ作成
スポーツ三昧 ブログトップ

ロッククライミング体験記 [スポーツ三昧]

さすらいのロッククライマーによるレポート(いたずらバニー)

梅雨入り宣言がなされたばかりの6月17日(日曜)に「湯河原温泉」まで、日帰りで散歩?に行ってきました。
というのは冗談で、何と視覚障害者の分際で?「ロッククライミング」に初挑戦してきました。!!
このイベントは私の知人がぽろっともらした一言が元で「一緒に行きたい」と懇願をした私を同行させてくれたので、今回生まれて初めて「ロッククライミング」を体験することができました!。
視力をなくす前はバリバリのクライマーでしたから、昔取った何とやらで大して難しいことではない!という状況なら理解はできるかも知れませんが、高所恐怖症である私がロッククライミングを体験したことなどあろうはずがありません!
じゃあなんで今回は、半ば強引に出かけたのか?それは今までやったことのないものを体験してみたい!と強く思うようになったからである。
視力を無くしてから、それまでなにげなく出来ていた事が難しくなったり、まったく出来なくなったりした事がたくさんあります。車の運転、写真撮影、ビデオや映画鑑賞、パソコン(グラフィック)、など様々な趣味がほとんどなみも出来なくなった。この時の喪失感は今思い出しても胸の奥でうずく物がある。
むろん「歩く」とか「料理する」など日常的にどうしても必要な行為ですらかなり難しくなり、一時はまったく出来なくて困った覚えがある。そんななか、練習をする事で歩くことも、料理もある程度可能となり、少しづつ無くしてしまった物を取り戻し始めた今日この頃です。
そうした状況の変化の中、ようやく「今までチャレンジしていない事を初めてみよう」と考えられるようになった。
だって今まで(見えていたとき)やったことがなければ、見えなくなったから出来なくなったなどと考える必要がないと言うか、見えなくなって初めてトライをしはじめるわけですから、見えていた時の経験はないわけで、妙なコンプレックスは持つ必要がない!
特にロッククライミングなどは高所恐怖症の私としてはトライしてみる気持ちすら以前は持った事がありませんでしたが、今は幸にも眼下に広がる絶景を見ることが出来ないのですから、あまり高いところが苦手などと考える必要はないかな?なんて楽観している。
果たして私の楽観論は功を奏するのでしょうか?(笑)。

梅雨入り宣言した直後なので雨天中止も十分考えられたが、晴れ男?の私のおかげか、それとも同行者が「晴れ女」なのかは不明ですが、ともかく絶好の日和に恵まれました。
」午前9時集合に間に合うように出るには新幹線を使うしかない!
経済的に厳しい状況の私としてはお出かけはバスか、在来線と心に固く誓っているのですが、さすがに集合時間に間に合わないと困るので今回ばかりはリッチな旅行となる。
今回同行する車いす利用者と、改札で待ち合わせる。行きの切符は新幹線を購入したが、帰りは在来線を使う予定なので新幹線の切符は購入しないでおく。
改札に付くとすぐJRの職員さんが気づいてくれたので、待ち合わせしているむねを伝え、援助依頼をしておく。
所画である。乗車時間が迫ってきたので、駅員さんが、ホームまで案内してくださる事になるが、なんと車いすの彼女だけ連れていってしまった!
単独での白杖歩行にてて改札までたどり着いた私を見て、どうやら「弱視」と勘違いされたようでした。う~んこうなると自力で動き回るのは周囲に誤解されるのかな?と少々悲しくなる。
やむなくどこにあるのか解らないエレベーターを求めて「すみません」と声を出しながら駅員さんが向かったであろう方角へ、ゆっくり歩を進める。
すると見かねた乗客の一人が「もうエレベーターの方にいるよ」と声をかけてくださり、手助け
してくださいました。
乗車する前に乗り換え時間が8分とあまり長くないが、待ち合わせをしているのでどうしても予定の電車に乗りタイムねを伝えておく。解答は「できるだけ希望に添うよう伝えておきます」でした。
まっ当然の事だと思うが、もう少し前向きな態度を期待していたのに残念な思いだ。
熱海駅での乗り換えは、念押しが効果をもたらしたのか、スムーズに行われ3分の余裕をもって移動が完了した。目前に乗り換える電車が停車しているのに「ちょっとまって!先方の駅と連絡してます。最悪1本遅い電車になるかも」などと言われてビックリ!!
JR側の言い分では、6分程度で到着してしまう(隣駅な)ので事前の確認ができないと乗車させる訳にはいかないそうです。
まっ確かに乗車位置と、特徴などを伝えておかないと降車するとき駅員さんが援助依頼をしている人を見つけられず困る事になるだろうし、援助依頼をしている私自身降車できなくなる可能性もあり致し方ないだろう。
まあ結果的には無事予定の電車に乗車できたので、待ち合わせ時刻になんとか間に合いました。

湯河原駅の改札にはすでに今回のロッククライミングを指導してくださる方と、同じように体験を希望しておられる人が待機してくれていた。
指導員も、体験者も同行者の友人なのでとてもフレンドリーな挨拶の後、駅前のコンビニ?で食料と飲み物をゲットし、2台のタクシーに分乗して、いざ目的の山へ向かう!!
ワクワク、ドキドキ、と初体験するロッククライミングに胸を躍らせる思いの反面、はたして問い合わせの時「視覚障害者のみなさん楽しんで折られますよ」との言葉通りなのだろうか?高所恐怖症である私は見えないからダイジョウブ?なんて楽観していたが本当にそうなんだろうか?と不安も頭をもたげだしており、非常に複雑で、奇妙な面持ちでした。
ほどなく目的の公園に到着してタクシーを降りると、すでにロッククライミングを楽しんでいる人の声が意外と近くから聞こえてくる。そんな中、気分が高揚してくるのを強く感じながら準備をする。
トイレをすませたり着替えをしていざ目的の岩場へ!
途中で足場の悪い階段を100段以上上るが、階段を上り終えると整備されたハイキングコースみたいな場所に出る。すると、すぐ脇から「もっと右、」とか「気を付けて」などと大きな声が聞こえる。
二人が手をつないで歩くといっぱいの幅しかなく、右は崖ぷち、左は垂直な岩場ってな感じの場所である!
その岩場で盛んにロッククライミングが行われていたのである。
出かける前はもっとキビシイ山道を1時間近く歩くのかな?と想像していた私としては「ガッカリ」と言えるほどのお手軽な岩場でした(笑)。
講習が始まるとまず注意点がなされた。その注意点を効いただけで「ああっ大自然の中にいるんだ!」と思い知らされた面持ちでした。そんな感動もつかのま?すぐに私たち初体験組は四苦八苦することになる。
直ぐに岩に上れるとは思わないが、頭の体操?が必要とは意外でした(笑)
頭の体操とは、ロープ結びの事ですが、今回体験するロッククライミングは、誰でも手軽に、そして安全に楽しめる「トップロープクライミング」と呼ばれる方法で、命綱のロープをしっかり結べないと困るのである。
むろん体験ですから指導員さんが全て行ってくださる事も可能ですし、その方が指導員も安心でしょう。ですが、今後の事を考えると基礎はしっかり覚えておく方がぜったい良いので、時間をじっくり掛けてロープ結びを練習する。
何度も何度も、なんどもナンドモ練習を繰り返す!初めはおぼつかない手つきの私たちもしだいにできるように?なりました。本当かなぁと疑いたくなる読者諸君!大丈夫です。うまくできました。多分?
そして、命綱を結ぶ「ハーネス」と呼ばれるベルトみたいなものを装着したあとまずは地上でロープの安全性を疑似体験してみる。いざ上るときに不安を感じていると困るのでまずは基本的な部分をしっかりレクチャー受ける訳である。
安全性に自信をもった私たちはいよいよ「岩登り」に挑戦となります。
おっとその前にハーネス、ロープ、の他に重要なアイテム「クライムシューズ」がありました。このシューズは
つま先が痛くなるほどきちきちのサイズで、履いていても窮屈館以外は自分の足と錯覚するほどピッタリと足についてきて、わずかな足場で踏ん張るには、うってつけのようだ!はやくこのシューズの威力を体験してみたいものだ!さていよいよ実践です。集合時間からすでに2時間近くが経過しており、12時近いが、昼食の前にそれぞれ1回岩に挑む事にした。トップロープクライミングと呼ばれるだけに命綱をハーネスに結びつけその反対をサポートしてくださる「ビレイヤー」と呼ばれる人がしっかり確保していてくれるので、まず落下の心配はない!。
実際には最初にロープを通す金具を頂上に設置しておき、命綱の一報を岩登りする人のハーネスにしっかり結びつけ、その反対側をビレーヤーが器具を使いしっかり確保しているのである。
私としては最初に挑戦しようか?とも思うが、身軽な人からの挑戦となった。一人、二人と歓声を上げながら賢明に上る!
いよいよ私の順番が近づいてくる!
今回参加した人は私以外女性でしたのでこりゃ負けてはいられないぞ!とさらに緊張が増してきた。
ドキドキ、どきどき、それこそ心臓が口から飛び出さんばかりになるが、いざロープを結わえて安全確認をしていると今度はおかしなほど落ち着いてきてしまった。
まずは手始めに2~3㍍の地点まで上り、そこで結わえてあるロープの安全を体験してみる。
せっかく上ったのに1㍍も降りる練習をしたので、上る高さが増えてしまった(笑)!
最初の挑戦なのでどのようにすればいいのか?全く解らない私は隣を上りながら指示をしてくださる指導員さんに助けられながら壁の半分ぐらいまで上ることに成功した。
壁の高さは13メートル程度あるらしいのですが、7~8㍍ぐらいの地点から少し難しい場所があり、最後の1㍍一寸は初心者には大変な場所らしい!
最初のトライをしてみて今度は1番上までいくぞ!と心に誓う?(それほど大下車じゃないか)(。
お昼時なので順番を待つ間に昼食をすませることにした。2度目の挑戦を始めた参加者は1度目とは違う意味で悪戦苦闘しながら頂上を目指している!笑い声もあるが、指導員からの指示もさかんに行われている。「頑張れ」と声援とも指示ともとれる言葉の数がふえてきたと思ったら最後の難関に挑んでいるところらしく、今まで以上に苦戦しているようだ。
そんななか、私の2度目の挑戦が始まった。
途中までは横にいた指導員さんが手を掛ける位置と、足をかける位置を指示してくれた野で手探りで周囲を探す必要がなく、簡単でしたが、1/3ほど昇った地点から「コツ」を教えてくれる物の手足を持って行く場所の指示は特にしてくださらなくなった。
そうなると当然といえば当然だが、、手をかける場所を探すのは案外難しくないが、足をおく位置を決めるのはなかなか難しい現実に直面してしまう!
途中までは全て指示通りでしたから「操り人形」みたいなものでしたが、今度はそうはいきません!
自分の手で足場を、そして手を置く位置を探さなければならないのである。
まずは手で支えられそうな場所を探し、足をかける場所も手探りで探す。このとき重要なのが、手探りでサガした部分に足を持っていくのですが、足場の位置が解らなくなってしまうので手を添えておいてそこまで足を持ち上げる方法をとる!右手で足場を探しあてると、てをそのまま動かさずに置いておき、足を手のある部分まで持ち上げるのだ。!足がかかったら今度は手でつかめそうな場所を探して体を安定させ、一気に右足の膝をを伸ばす。すると右足を持ち上げた文からだが上絵と持ち上がることになるのだ。
今度は左足もを同じ要領で足場を探しながらゆっくり、確実に上っていく!途中なだらかな場所を過ぎると「オーバーハング」と呼ばれるせりだした部分が迫ってきた。
垂直な壁でもなんとか上れるようにはなれるかも知れませんが、今いる地点より飛び出している岩場を乗り越えるのは至難の業である。
岩の突起部分を越えるのが難しい理由は、
足をかけて一気に体を持ち上げようとしても垂直方向ではなく壁から体が離れる方向に踏み出す必要があり、足の力だけで上るのは難しいからであると感じた。、上に力を入れたくても、旨の当たりからせりだしている岩に邪魔されてしまい、なかなか足に力が入らない!さらに壁から離れるような力が加わるので、
引っ張り挙げる為の腕力もかなり必要となる。
焦るからなのかちょうど手頃な部分に手を添える場所が見つからず、随分と苦労した。
そうとう苦労したものの、指導員さんのサポートでなんとか頂上にたどり着けた私は大満足である。!
そうこうしているうちに時間は経過しておりなんだか雲行きが怪しくなったらしい!日差しがなくなり涼しい風が吹き抜けはじめたのである。幸にも雨粒は落ちてこず私の3度目の挑戦が始まった!
今度は安全のため隣でサポートしてはくれるものの、基本的には自分の力で上ることになる。前回の足場と同じ所を使って1歩踏み出すが、その後は違う部分を上り始めたようで手探りしても手頃な足場がなかなかみつからない!エイヤーとちょっと無茶な行動に出た私だが、なんとか無事成功!175センチある身長を利用してめいっぱい高い位置まで足を伸ばして後は手でバランスを鳥ながら一気に上っていく!次は比較的足場がある。そんな事を繰り返しなだらかな部分に到達した。
だがこの時点ですでに足のつま先が痛くてキビシイ状況になっており、あまり踏ん張る事ができなくなっていた。そんななかいよいよ最後の難関に挑戦だぁ!
先ほどはアシストを受けてなんとかクリアーしたオーバーハングの地点だが、今度は自分の力で上りたいと苦心惨憺するが、つま先は痛いし、慣れない筋肉を使った関係から太ももの筋肉が「プルプル」してきている!そんな条件で果たしてこの難所を乗り越えられるのか?
弱気になる。そんな中周囲の応援にも勇気をいただき特別なアシストを受けることなく、なんとか乗り越える事ができた。
今度は本当に達成感が強くあった。惜しむらくはせっかく岩場を上り周囲の景色を楽しめるはずなのに私には見えない事である!最も景色が見えたら怖くてそんな場所にたどり着くのはムリだから・・・果たして私は幸せなのか?それとも不幸なのか?(爆笑)
頂上での満足感もつかのま今度は降りることになる。これはテクニックと言うより単なる度胸試しみたいな感じである。ゆっくりゆるめられるロープの速度に合わせ後ろ向きに歩く感じて岩場を降りていく!途中バランスを崩す物の無事地上まで降りる事ができました。
今回の挑戦はこれで終了です!時間も大分経過していたし、私の足はけいれんとはいかないまでもかなり疲れていたんですねぇ。
指導員さん、ご一緒してくれた参加者さん本当にありがとうございました。
今度はもっとうまく上れるように少しトレーニングしておこうかな?
ってもう次の事考えてるの?(笑)
そうそう、肝心な岩の感触を述べておきます。
垂直とまでは言いませんが、それでも壁と行って差し支えない急ないわばなのですが、思いの外表面はゴツゴツしていた。へこんでいる場所や突起している部分など私の想像よりはるかに沢山あるんです!
そして岩の手触りは「ザラザラ」と感じました。むろん岩の種類によると思いますが、今回挑戦した場所は思いの外ざらついていたので指先などを痛めないようテーピングをしていました。
本当に大満足のロッククライミング初挑戦となった。

帰りの電車で不思議な事があった。
浜松まで乗り換えの必要のない電車に乗ったはずなのに、静岡駅でなぜかで15分以上も停車するのだ。
しかも不思議なことに、向かいのホームに10分以上も前に発車する電車が待っているのだ!
私は少しでも早く帰りたいので車掌さんにムリをいって乗り換えることにした。だって乗り換えると帰宅できる時間が40分近く変わると思われたんだもん。
朝同様バスの便数が少ないので、わずかな時間の違いが帰宅出来る時間に大きく影響してしまうんです。
浜松駅には到着時の案内をお願いしてあるのですから迷惑をかける事になるとは解っているが、自分自信で駅員に乗り換えた事情を説明すればいいか?と楽観していたんです(笑)このあたり随分とずぶとくなったもんだなぁ!
所画である。浜松駅に到着したらなんと駅員さんが待機してくれていた!正直驚いた。おそらくムリをお願いした車掌さんが静岡駅での停車中に変更の連絡をしてくれたんだろうと思うといささかわがままが過ぎたかな?と反省してしまう。
本当に貴重な体験をさせてくれた1日でした。
見えないからとか、苦手だからとかばかり言っていないでトライしてみることの重要性を改めて実感できる1日でした。
JRの皆さん、ロッククライミングを楽しませてくださった指導員さん、参加者さん、道中お世話してくださった多数の皆様本当にありがとうございました。

可能なら今後もロッククライミングを楽しんでいきたいですね!


スポーツ三昧 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。